web媒体が普及してもなお、紙のパンフレットは強力な広告ツールです。デジタル化したパンフレットをサイトに掲載しているケースもあり、宣伝効果や信頼性の高さがうかがえます。宣伝効果を高めるためには情報の取捨選択や配置が重要です。

パンフレット制作に着手する前に知っておきたい3つのポイントをご紹介します。

パンフレットの制作・配布にどんなメリットを期待するのか書き出します。売上向上、集客増加、知名度アップなど思いつくまま並べ、優先順位をつけましょう。優先順位をつけることで、限られた広告面積の中で情報配置がしやすくなります。

また、配布したい年齢層や性別、居住地域などを考えて優先順位をつけておくと、配布範囲や配布場所が見えやすくなります。

目的を達成するためにはどのような情報を掲載するべきか、思いつく項目を書き出します。統合できる項目があればひとつにまとめましょう。目的に沿っていてもパンフレットに掲載する必要がない項目は省きます。

同様の目的で作成された他社・他団体・類似製品のパンフレットがあれば掲載項目を比較してみましょう。項目がある程度絞り込まれたら、優先順位をつけておきます。

まずはパンフレットのサイズと形状を決定します。その後、優先順位が高い情報にどれぐらいの面積を割くか、どのページのどこに配置するか検討しましょう。情報を詰め込みすぎてしまうと読みにくくなります。読んでもらいたい項目は文字サイズや色を工夫するといいでしょう。

画像を挿入する場合はメイン画像と補足画像のサイズのメリハリをつけ、優先度が高い情報に視線が向かうような配置にします。項目を配置した結果、スペースが空いているようであれば優先順位が高いものから追加するか、情報量が十分であれば画像を挿入するなどしてバランスを取りましょう。